福島 AS SOON AS プチツアーを終えて
― 2025年7月19日(土)デュオライブ・レポート ―
<公演概要>
- 日程:2025年7月19日(土)
- 会場:福島 AS SOON AS
- 出演:小暮哲也(g)、加藤浩司(b)
- 開演:19:00
- Music Charge:¥3,000(1ドリンク付)
昨年の車中泊ツアー以来、約1年ぶりの再会デュオ。残念ながら昨年、AS SOON AS のマスターが逝去されました。今回は追悼の想いも胸に、全力で演奏に臨みました。
1. 旅の始まり ― 車中泊で福島へ
余っていたサツマイモを茹でて、それを小腹が減ったときに食べることにします。
今回は趣味のキャンプでも大活躍する車用の冷蔵庫を積んで水をたくさん入れました。これで安心。
車の中に虫が侵入してきた時役に立つ、コンビニとかにある青白く光るライト。





車内はこんな感じ。
前日の20時ごろ自宅を出発し、下道を約7〜8時間走行。到着目前で眠気に負け、「道の駅はなわ」で車中泊することにしました。



夜明けとともに人のざわめきが響き、睡眠はわずか3〜4時間。完全に寝不足です。
2. 道の駅ふくしまで腹ごしらえ
朝日を浴びながら「道の駅ふくしま」へ移動。昨年も車中泊した思い出深い場所です。クセになるトンテキステーキを今年もリピート。味は健在でしたが、ご飯のクオリティはややダウンした気がしました。

3. 熱湯・波来湯(はこゆ)で一汗

近くの温泉「波来湯(はこゆ)」へ。入浴料は500円とリーズナブルですが、42 ℃と45 ℃のお湯はいずれも熱め。混雑もあって長湯はできず、湯上がりの汗も引かずじまい。二度寝を試みたものの断念しました。
4. 福島高校ジャズ研を訪問
共演ベーシスト 加藤くん(福島高校出身)は現在ジャズ研を指導中。合宿所で練習する生徒たちを見学しました。充実した環境で音楽に打ち込む姿は、自分の高校時代と比べて本当に羨ましく感じます。もっとも、劣悪な環境で揉まれた経験が今の自分を形づくったとも思え、感慨深いひとときでした。
5. サイゼリヤで軽くランチ
見学後は福島駅周辺を散策し、サイゼリヤでピザとドリンクバーを軽くつまんで腹ごしらえ。いよいよ本番モードへ切り替わります。
6. 本番前にジャズバー「ミンガス」へ
会場入り前に名物ジャズバー「ミンガス」に立ち寄り、地元ミュージシャンのセッションをチェック。ライブ後に時間があれば参加しようという話に。
ステッカーいただきました!

7. AS SOON AS 本番
開演19:00。
千葉から駆けつけてくださったお客様に加え、地元のボーカリストやギタリスト、シンガーの飛び入りもあり、終始にぎやかで温かいステージとなりました。追悼の想いを込めて選んだバラードや、最近挑戦中の新曲、グラント・グリーンのナンバーまで幅広く演奏。ベースの加藤くんとの息もぴったりで、会場と心がひとつになった感覚がありました。




地元ミュージシャンとのセッション


コーヒーいただきました。
8. 打ち上げ&セッション
終演後は再び「ミンガス」のセッションに参加し、地元プレイヤーと深夜までセッション。音楽漬けの幸せな時間を満喫しました。
9. 旅を終えて
気持ちの良い仲間と過ごした濃密な時間に、ただただ感謝。このプチツアー、ぜひ来年も続けたいと思います。マスターへの追悼の気持ちは演奏に込めたつもりですが、来年また音でご挨拶できれば本望です。