diary

2024年10月24日(木)@サンラポール調布

小暮哲也 (g)、菊池光太郎 (b)

ご夕食、秋の特別食ジャズコンサートで、若手のホープ、菊池光太郎君とデュオで約45分間の演奏をしました。

今回はプライベートコンサートのため一般の方は入場できませんでしたが、とても思い出深い演奏になりました。

というのも、もう10年以上前、豪華客船「飛鳥II」でのコンサートの演奏の際に、私のCDを購入していただいた方が、お客様の中にいらっしゃったのです。
驚きとともに、本当に嬉しさがこみ上げてきました。

「私はあなたの演奏が大好きで、毎日のようにこのCDを聴いているんですよ」と言っていただき、なんとその方のことを私も覚えていました。その方は90歳とのことですが、背筋がぴんと伸び、とても若々しくて、それにも驚かされました。

正直、自分は色々なアルバイトや就職を経て、職場を転々とし、夢が叶ったというよりは、結局自分にできる仕事が音楽しかなかったのです。
でもこの瞬間、自分の仕事を誇りに感じることの出来るひと時となりました。

これからもさまざまな出会いや別れがあると思いますが、自分の人生は自分が主役。
それらを楽しんでいこうと思います。